Possibility
私たちの可能性

1ドルの薬を世界中に届けることで再生医療を身近にする

遠い存在の再生医療

  • 2013年5月に基本方針である再生医療推進法が施行され、翌年11月に再生医療等安全性確保法と医薬品医療機器等法が施行されました。
  • しかし、皆さんの周りに「再生医療で身体が治った」という人がいるでしょうか?
  • 果たして、再生医療は身近なものになったでしょうか?
  • 再生医療は世間の人にとって、夢物語にしか過ぎません。
  • しかし、経済産業省が予測する2050年における再生医療の市場規模は国内で2.5兆円、世界で38兆円といわれており、世間との間に大きなギャップが生じています。
  • このギャップを埋めるためには、世界中の誰もが再生医療に触れることが大原則であると私たちは考えています。
遠い存在の再生医療の経産省図
出典:法施行を踏まえた再生医療の産業化に向けた取組-経済産業省生物化学産業課-(2015)

これまでと異なるアプローチで、アルツハイマー病の治療薬の開発に挑みます。

  • 上田実は「細胞そのものがいらないのではないか?」という発想から培養上清治療に取り組み始めました。それは、“細胞と縁を切る”ということを意味します。
  • つまり、私たちのつくる薬には細胞が入っていません。
  • 私たちは、上田実のプロトコールに基づいた培養上清液を“U-Factor™”と名付けました。

自動培養装置の開発が再生医療を身近なものにします。

  • 従来の細胞培養は、手作業で細胞を増やす職人技術が試される世界でした。
  • 私たちは、その細胞培養を自動化することに成功し、培養上清液を大量生産することができる体制を整えました。
  • 自動培養装置により精製された培養上清液は、手作業よりも品質が安定している事が明らかになりました。
  • “大量生産”と“品質の安定化”がコストダウンを実現させ、これが世界中に1ドルの薬を届ける第一歩となったことを、私たちは確信しています。

私たちの薬“U-Factor™”について

  • 私たちは、自動培養装置で精製された培養上清液“U-Factor™”で創薬化を目指します。
  • “U-Factor™”は、現時点で未承認薬ですが、基礎実験データを元にして、臨床に応用していきます。
  • 基礎実験データから“U-Factor™”が安全性の高いものというのは明らかですので、今後私たちは臨床試験を行うことで、人体への安全性から有効性を確かなものにしていきます。
  • そして、世界のスタンダードになる薬に発展させていきます。