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OVERVIEW
研究の背景
脳動脈瘤は、脳血管の一部がコブ状に膨らんだ部分であり、有病率は約3%と言われております。脳動脈瘤が破裂すると重篤なクモ膜下出血を引き起こし、約40%の方が破裂により死亡し、救命できても多くの方が寝たきり等の重たい後遺症が残ります。現状では、脳動脈瘤の破裂を予防する方法は外科治療による脳動脈瘤の閉塞のみに限られていますが、手術による合併症のリスクも少なからずあるため、破裂を予防するための内科的治療の開発が重要な課題となっています。本研究では、当社が開発したU-Factor®液を使用して脳動脈瘤の破裂予防に関する効果検証を行う予定です。
本研究では、U-Fator®液を用いて、これらの疾患に対する効果検証を行う共同研究を行います。
TIMELINE
幹細胞培養上清液を用いた脳動脈瘤の基礎研究を開始
本研究では、U-Factor®液を、東京女子医科大学に提供し、脳動脈瘤に関する様々な基礎実験を行う計画です。上述の通り、有効な内科的治療法が存在しない脳動脈瘤破裂予防に関して、U-Factor®液の有効性・可能性を検証します。
- U-Factor
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- 研究に必要な費用や幹細胞培養上清液の提供
- 東京女子医科大学
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- 研究テーマの検討や設定
- 研究の実務運用